配偶者特別控除とは、所得税法において所得の少ない配偶者がいる場合について適用される控除である。
申請者の収入に応じて所得控除が認められているのである。
これにより、配偶者が稼いでいる年間所得が38万円を超え、123万円以下の場合において配偶者特別控除が適用されるのである。
配偶者特別控除は、年末調整の時に申請することが可能である。
国税庁のホームページなどでは、毎年9月ごろより用紙がダウンロードできるようになる。
なお、配偶者特別控除を申請するための様式については、自由書式ではなく所定書式であり様式が定められているので注意されたい。

ここも見て→配偶者特別控除申告書の書き方解説

書き方としては、申請者においては勤め先、氏名、住所、申請者の年収や給与所得以外の所得などを記載する必要がある。
これにより、申請者が配偶者特別控除申請可能であるかどうかを判断されるのである。
また、配偶者の書き方もあり、合計所得を記載する欄も設けられている。
38万を超え123万円以下である必要があることから、これも必須の記載内容となる。
ちなみに、2018年より配偶者特別控除の対象となる所得が引き上げられていることから、今までは対象外であった人も対象となっている可能性があるため、これを機に改めて見直されてはどうだろう。

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