○2種類ある汗腺

私たち人には2種類の汗腺があります。
一つはエクリン汗腺と言い身体に広く存在しています。
運動時や高温時には体温が上昇し発汗しやすくなります。
汗による水分で体温が上昇し過ぎないように調節しています。
これを体温調節性発汗と呼んでいます。
その他にも精神性発汗や味覚性発汗があります。
エクリン汗腺から出る汗の殆どが水分のため臭いは発生しません。
二つはアポクリン汗腺と言い、異性を引き付ける芳香腺が退化したものと考えられています。
アポクリン汗腺から出る汗には脂質やタンパク質などが含まれています。
これらの成分が水分や皮脂腺から出る皮脂と混ざり、酸化すると臭いを発生します。
アポクリン汗腺や皮脂腺は思春期以降に活発になると言う特徴があります。
髭も思春期以降に濃くなり始めます。

 

○髭が生えているとニオイが発生しやすい

アポクリン汗腺はワキや外陰部、髭の生えている部分などに存在しています。
髭が生えているとアポクリン汗腺から出るニオイ成分が吸着します。
そのためニオイが発生しやすくなるのです。
アポクリン汗腺が原因となるワキの臭いをワキガ、外陰部の臭いをすそワキガと呼んでいます。
髭が長いほどニオイ成分の吸着作用が強くなります。

 

○日頃の手入れが大切

髭じたいはタンパク質で作られているため臭いは発生しません。
日頃の手入れを怠ると、臭いが発生しやすいために注意が必要です。
T字カミソリで皮膚にキズを付けてしまうと嫌気性菌が侵入し、臭いの元になることがあるため電気シェーバーがおすすめです。
電気シェーバーを洗顔する前に使用すると、電気シェーバーに臭いが移ってしまう恐れがあります。
まずはニオイ成分をきちんと落とすことが大切です。
石鹸やシャンプーでは皮膚への刺激が強過ぎることがあるため、洗顔料を使うのがおすすめです。
手のひらに適量の洗顔料を取り、ぬるま湯を使用し泡立てを行います。
泡立てネットを使用するとフワフワ濃密な泡を作り易いです。
皮脂の分泌が多いTゾーンは念入りに洗顔すると良いでしょう。
指の腹を使用し、円を描くように洗顔していきます。
その後はぬるま湯を使用し洗顔剤をきれいに落としていきます。
洗顔する前に蒸しタオルを当てると毛穴が開くため、毛穴に溜まった汚れや皮脂が落ちやすくなります。
髭の手入れ専用オイルがあると手入れ後の皮膚ダメージを抑えてくれます。
オイルが髭にツヤを与え、見栄えも良くなります。
香り成分も配合されており、髭から良い香りが漂ってくるのも魅力です。(参照:髭 臭い

 

 

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